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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング1~10位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年10月31日(19歳)
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
22/23リーグ戦成績:7試合2得点4アシスト

 2002年生まれのアンス・ファティは、6歳の時にセビージャの下部組織に加入し、2013年からバルセロナの下部組織でプレーすることに。この時バルセロナでは久保建英やエリック・ガルシアなどとプレーを共にしていた。その後、下部組織の中でも圧倒的な活躍を見せていたファティは2019年8月にクラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でのトップチームデビューを果たしている。

 178cmと小柄だがスピードとドリブルが持ち味で、基本的にバルセロナでは左ウイングでプレーすることが多い。左サイドでボールをもらうと、初速の早いドリブルやキレのあるターン、優れた足元の技術を活かした細かいボールタッチなど、パターンの豊富なドリブルで相手を翻弄する。

 バルセロナデビュー後は様々な記録を塗り替えるなど、活躍を見せていたファティの市場価値は2020年8月に市場価値が8000万ユーロ(111億円)まで上昇した。しかし、近年は怪我に苦しめられていることもあり、現在は6000万ユーロ(83億円)にまで市場価値を下げている。スペイン代表でも6月の4試合は出場がなく、9月は代表から外れた。バルセロナでも今季はリーグ戦の先発出場はたった1試合で、プロキャリアとしては初めての壁にぶち当たっている。

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