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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング1~10位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ハーヴェイ・エリオット(リバプール/U-21イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年4月4日(19歳)
市場価値:3500万ユーロ(約42億円)
22/23リーグ戦成績:7試合1得点0アシスト

 そうそうたる実績を持つ選手が並ぶリバプールで、ハーヴェイ・エリオットは主力を務めている。右インサイドハーフを主戦場とし、キレのあるドリブルとカットインからのシュートを得意としている。

 4月に19歳となったばかりの若者だが、プロキャリアは短くない。クイーンズ・パーク・レンジャーズのユースアカデミーで才能を磨き、フラムへ移籍した。2018年9月25日のEFLカップ、ミルウォール戦で後半36分から途中出場し、15歳174日と史上最年少でプロデビューを果たしている。さらには、2019年5月4日のプリミアリーグ、ハンプトン・ワンダラーズFC戦で後半43分から途中出場し、史上最年少16歳60日でのリーグデビューを記録する。

 数々のビッグクラブが獲得に乗り出した中、2019年7月28日にリバプールへの加入が決まった。20/21シーズンは期限付き移籍したブラックバーン・ローヴァーズで7ゴール11アシストと結果を残し、リバプール復帰のチャンスをつかんだ。昨季は試合中に負った足首の怪我によりシーズンのほとんどを棒に振ったが、今季は開幕から印象的な活躍を見せている。評価もうなぎ上りで、今年6月に2200万ユーロ(約26億円)だった市場価値は3500万ユーロ(約42億円)にまでアップしている。イングランドU-21代表では欠かせない存在の1人となっており、A代表デビューもそう遠くない将来に訪れるかもしれない。

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