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後半AT2発の大逆転!サンフレッチェ広島がセレッソ大阪下し悲願の優勝【ルヴァン杯決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

サンフレッチェ広島 最新ニュース


【写真:Getty Images】



ピエロス・ソティリウが殊勲の2ゴール

【セレッソ大阪 1-2 サンフレッチェ広島 ルヴァン杯決勝】

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪対サンフレッチェ広島戦が22日に行われ、広島が2-1の勝利で優勝を飾った。



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 2連続の決勝進出となったC大阪は昨年の雪辱を果たして5年ぶり2回目の優勝を狙う。広島は今季2つのカップ戦決勝進出を果たしながらも先週の天皇杯決勝に敗れており、ルヴァン杯も逃すことだけは何としても避けたい。

 前半はお互い中盤でボールを奪い合い、緊張感ある展開が続く。ゴールに迫る形もあったが決定機を生み出すには至らず、両チーム無得点で45分を折り返した。

 だが後半立ち上がりの53分、ミスから試合が動く。佐々木翔がGK大迫敬介に返そうとした甘いバックパスを加藤陸次樹が抜け目なく奪い去り、ゴール前に侵入して大迫をかわすと難しい角度からではあったが無人のゴールにシュートを流し込んだ。

 広島も反撃を試みる中、試合は徐々にヒートアップしていく。マテイ・ヨニッチがナッシム・ベン・カリファと競り合ったプレーで一旦はヨニッチにイエローカードが提示されたが、顔面を殴ったように見えるプレーに対する判定はオンフィールドレビューを経て一発レッドに変更され、C大阪は残り10分あまりを10人で戦うことに。

 VARの影響で9分と長く取られたアディショナルタイムに、試合は大きく動く。まずは96分、CKから相手選手のハンドでPKを獲得した広島は、ピエロス・ソティリウが確実に決めて土壇場で1-1の同点に。

 さらに延長されたアディショナルタイムの101分、広島は右CKから満田誠の上げたクロスを再びソティリウがヘディングで叩き込む。大逆転を成し遂げた広島が天皇杯決勝の悔しさを晴らし、悲願のカップ戦初タイトル獲得を成し遂げた。

【得点者】
53分 1-0 加藤陸次樹(C大阪)
90+6分 1-1 ピエロス・ソティリウ(広島)
90+11分 1-2 ピエロス・ソティリウ(広島)

【了】

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