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Jリーグ、いわきFCなどにJ2ライセンス交付。J2下位2チームは来季J3降格が決定

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J3参入希望の5クラブは条件付き承認

 Jリーグは25日、2023シーズンに向けたJ2、J3クラブライセンス判定結果について、またJリーグ入会審査結果について発表を行った。



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 J2クラブライセンス申請を行っていたクラブのうち、ヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、いわきFC、SC相模原、AC長野パルセイロ、藤枝MYFC、ガイナーレ鳥取、カマタマーレ讃岐、FC今治の9クラブに対してはライセンス交付が決定。Y.S.C.C.横浜については財務状況をより詳細に確認する必要があるとして継続審議となり、改めて11月の理事会で審議を行うと発表されている。

 この結果、残り4節となっている今季J3でJ2昇格圏の2位以内でシーズンを終える可能性を残している全クラブに対してJ2以上のライセンスが交付された。来季に向けたJ2・J3間の入れ替えチーム数が2チームとなることが確定した形となり、降格圏の順位でJ2シーズンを終えていた21位FC琉球、22位いわてグルージャ盛岡についてはJ3への降格が決定したことになる。

 J3では現在いわきが首位に立ち、2位の藤枝に7ポイント、3位の鹿児島ユナイテッドFCと4位の松本山雅FCに9ポイントの差をつけている状況。早ければいわきは今週末の第31節で2位以内を確定し、J2昇格が決定する可能性がある。

 J3クラブライセンスは申請を行っていたアスルクラロ沼津、テゲバジャーロ宮崎の2クラブに交付された。またJ3入会申請を行っていたJFL(日本フットボールリーグ)のラインメール青森、ヴィアティン三重、FC大阪、奈良クラブ、ヴェルスパ大分の5クラブに対してはJ3入会が条件付きで承認されている。

 条件付き承認を受けたクラブがJ3入会を果たすためには、JFLで4位以内かつ百年構想クラブの上位2クラブ以内という順位要件を満たし、またホームゲーム平均入場者数2000人以上を達成することが必要。残り4節となった今季JFLでは現時点で2位のFC大阪と3位の奈良が要件を満たすことができる順位に位置しており、また奈良については平均観客数の条件もすでにクリアしている。

【了】

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