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C・ロナウドだけじゃない!? 冬の移籍市場、大注目のビッグネーム10人。W杯後を賑わすのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

FW:コーディ・ガクポ(PSV/オランダ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年5月7日
今季リーグ戦成績:13試合9得点12アシスト

 一時は今夏にエリック・テン・ハグ監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が濃厚となったコーディ・ガクポだが、結果的には残留している。PSVは今後もクラブの顔としてプレーすることを望んでいるだろうが、来年1月に再び移籍市場の目玉となるだろう。

 今季のガクポは国内リーグで無双状態にあり、リーグ戦13試合で9得点12アシストと手が付けられない状況にある。現在PSVは2019/20シーズンのリーグ打ち切りを挟んでエールディビジ3連覇中のアヤックスをかわして首位に立っており、得点とアシストをこれまで以上に量産しているガクポは快進撃の原動力となっている。

 この活躍だけでも多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せるには十分過ぎるのだが、ガクポにとって重要となるのが11月に開幕するカタールワールドカップだ。直近の3試合連続で先発に抜擢されるなどオランダ代表の中でスタメンを確立しつつあり、その3試合でも直接ゴールに絡んで結果を残している。ガクポのこれまでのキャリアで一番の大舞台とあるW杯で結果を残すことができれば、今夏以上に多くのクラブが獲得に関心を寄せることは間違いなく、本人にとっても国際大会の後は新たなチャレンジをしやすい時期でもある。ステップアップは近いかもしれない。

【了】

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