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C・ロナウドだけじゃない!? 冬の移籍市場、大注目のビッグネーム10人。W杯後を賑わすのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

FW:メンフィス・デパイ(バルセロナ/オランダ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年2月13日
今季リーグ戦成績:2試合1得点0アシスト

 ロナルド・クーマンがバルセロナを率いた昨季序盤のメンフィス・デパイの働きぶりは見事だった。11月にシャビへと監督交代後は負傷の影響もあって出場機会を減らしたが、それでもチーム得点王で2021/22シーズンを終えた。しかし、今季は再び怪我の影響で試合に関与することができず、現時点では公式戦3試合の出場に留まっている。

 そもそもデパイがバルセロナへの移籍を決めた理由は、クーマンの存在があったからだ。しかし、このオランダ人指揮官は成績不振によって早々に解任されており、現在デパイがバルセロナでのプレーを続けなければいけない理由はあまり見当たらない。

 今夏にも移籍の噂が絶えなかったが、結局は残留をした。しかし、今季終了までの契約の選手を来夏にフリーで去らせることは、難しい財政状況にあるバルセロナのフロントからすると、何としても避けたいだろう。クラブでの出場機会には恵まれていないデパイだが、幸いにもカタールワールドカップという絶好のアピールの機会が11月以降にあるため、ここで結果を残せば冬の移籍市場で争奪戦になるかもしれない。本人にとっても、クラブにとっても冬の移籍市場でバルセロナを去るのが得策だろう。

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