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C・ロナウドだけじゃない!? 冬の移籍市場、大注目のビッグネーム10人。W杯後を賑わすのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

FW:レアンドロ・トロサール(ブライトン/ベルギー代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年12月4日
今季リーグ戦成績:13試合7得点3アシスト

 レアンドロ・トロサールは今年の12月で28歳を迎える。サッカー選手としては全盛期に近い年齢となる中で、本人はさらなるステップアップを希望している。既にチェルシーやアーセナルなどが関心を示しているとされており、冬の移籍市場の主役となるかもしれない。

 グレアム・ポッター政権では左ウイングバックでプレーすることが多かったトロサールだが、ロベルト・デ・ゼルビが監督に就任してからはゴールに近いエリアでのプレーが増えている。その結果、現在7得点とゴール数が伸びており、昨季の記録である8得点まで間近に迫っている。

 ベルギー代表では絶対的なスタメンに定着することはできていないが、彼がカタールワールドカップ前において最も好調なベルギー人FWであることは間違いない。昨夏のユーロ(欧州選手権)も1試合の出場に留まったが、絶好調で迎える今大会は十分に活躍が期待でき、結果を残すことができれば今以上に多くのクラブが獲得に関心を示すことになる。ブライトンとの契約も23年夏(1年の延長オプション付き)のため、クラブも重要な戦力を放出したくはないだろうが、高額で売れるタイミングで売却するのが、チームの将来を踏まえるとベストの選択肢になるかもしれない。

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