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クロアチア代表、サッカー日本代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。前回準優勝の猛者

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【写真:Getty Images】


デヤン・ロブレン(背番号4)
生年月日:1989年7月5日(33歳)
所属クラブ:ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア
今大会成績:3試合0得点0アシスト

 準優勝という快挙を成し遂げた前回大会をディフェンスリーダーとして支えたロブレンは、33歳となった今大会も最終ラインに立つ。リバプールでUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験しており、時に物議を醸す歯に衣着せぬ物言いでチームを牽引する。

 昨季は怪我もあって不本意なシーズンを送ったが、本大会に向けて調子を上げてきた。今大会では3試合すべてで20歳のヨシュコ・グバルディオルとセンターバックでコンビを組んでいる。背後を突かれるシーンが度々あるのは相変わらずだが、魂を込めたプレーでチームを勝利に導く。

ヨシュコ・グバルディオル(背番号20)
生年月日:2002年1月23日(20歳)
所属クラブ:RBライプツィヒ/ドイツ
今大会成績:3試合0得点0アシスト

 国内の名門ディナモ・ザグレブの傑作で、現在はRBライプツィヒで主力を務める20歳の逸材だ。昨年のユーロ(欧州選手権)ではサイドバックを務めたが、今大会では不動のセンターバックとしてクロアチア代表の堅守を支えている。大会前のリーグ戦で鼻骨を骨折したため、フェイスガードをつけて試合に臨む。

 相棒のロブレンがスピードに不安を抱える一方、グヴァルディオルは出足の早いプレスで相手FWを封殺している。左足から放たれる精度の高いキックは攻撃の起点となる。これといった穴が見当たらず、20歳とは思えない完成度の高いセンターバックである。

ヨシップ・ユラノビッチ(背番号22)
生年月日:1995年8月16日(27歳)
所属クラブ:セルティック/スコットランド
今大会成績:3試合0得点1アシスト

 シメ・ヴルサリコが足首の負傷に悩まされていた時期にチャンスを掴み、昨年のユーロ(欧州選手権)でその座を奪った。豊富な運動量で右サイドを上下動し、良質なクロスでチャンスを演出する。

 昨季からはセルティックでプレーしており、今季はUEFAチャンピオンズリーグを経験している。前田大然とは同僚で、マッチアップする場面もおとずれるはず。練習で何度も対峙しているであろう韋駄天を抑えることはできるのだろうか。

ボルナ・バリシッチ
生年月日:1992年11月10日(30歳)
所属クラブ:レンジャース/スコットランド
今大会成績:なし

 2018年にスコットランドの強豪レンジャースに移籍し、翌年以降は代表にも定着している。しかし、クラブではリーグを代表する左サイドバックとして活躍しているが、代表ではボルナ・ソサの陰に隠れる形で出場機会が減っている。

 ここまで3試合はすべてソサが先発しており、バリシッチに出場機会はない。しかし、ソサは日本代表戦前日の練習を欠席。クロアチアメディアによると体調不良が理由と見られ、日本代表戦の出場が疑問視されている。その場合、バリシッチに出番が回ってくることになる。

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