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「それが大事」伊東純也が狙う攻撃の形とは?サッカー日本代表の右サイドがカギに【カタールW杯】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

「どのチームにも通用する」攻撃の形とは?



「もちろん自分で決めたいっていうのはありますけど、今はウイングバックをやったりしてて、ゴールに遠いんで、自分が直接狙うのはなかなか難しいのかなとは思ってます。だけど、チームのゴールにつながる動きだったりっていうのはしたい。そのうえで、チャンスがあればゴールも狙っていきたい」

 伊東は背後を狙う動き、中への侵入などを織り交ぜながら、堅守のクロアチア代表を鋭く打破していく構えだ。

 ここまで3試合に出場。右MF、右WB、2シャドーと多彩なポジションをこなし、無尽蔵のスタミナと献身的な守備でチームに貢献してきた。その貢献度は極めて高いからこそ、彼には本来のアタッカーとしての仕事を全うし、ゴールに突き進むシーンを増やしてほしい。矢のようなスピードと決定力を強く押し出されれば、クロアチア代表守備陣も嫌がるはずだ。

「ショートカウンターはどのチームにも通用すると思います、それが大事」と断言する背番号14にはその急先鋒となり、クロアチア代表を撃破するゴールを奪い、8強への高い、高い壁を乗り越えてもらいたいものである。

(取材・文:元川悦子【カタール】)

【了】

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