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若手の宝庫! W杯ベスト8注目の逸材10人。今大会初のハットトリック、完成度抜群の10代も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ユリエン・ティンバー(オランダ代表/アヤックス)

【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月17日
今季リーグ成績:14試合0得点2アシスト
今大会成績:3試合0得点0アシスト
代表通算成績:13試合0得点0アシスト

 マタイス・デ・リフト、ステファン・デ・フライら実力者がベンチスタートとなっているオランダ代表のCBにおいて、スタメンを勝ち取っているのが21歳のユリエン・ティンバーだ。

 右SBとしても十二分にプレーできる抜群の走力を生かしたカバーリングは見事で、対人守備にも強い。それでいてドリブルや中盤の選手とのワンツー、鋭い縦パスなどボールを持った時の選択肢が豊富で、最終ラインから司令塔のようなプレーを連発する。彼以上に3バックの右CBに適任な選手はそうそういないだろう。

 今大会は開幕戦のセネガル代表戦こそベンチに座ったが、第2戦カタール戦からデ・リフトに代わってスタメンに抜擢されている。既に多くのビッグクラブが注目している逸材だが、その価値は間違いなくカタールワールドカップでの活躍でさらに上がっただろう。近いうちのステップアップが確実視されるが、代表の同僚であるフィルジル・ファン・ダイク以上の価値がついてもおかしくはない。

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