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若手の宝庫! W杯ベスト8注目の逸材10人。今大会初のハットトリック、完成度抜群の10代も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

カタールワールドカップもベスト8が出揃った。ここまで勝ち残っている強豪にもチームの中心を担う若手選手が多く、逸材への注目度も高まっている。今回は、ベスト8に残ったチームでプレーする2000年以降に生まれた選手(22歳以下)を10人厳選して紹介する(成績は2022年12月8日現在)。


FW:ゴンサロ・ラモス(ポルトガル代表/ベンフィカ)

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月20日
今季リーグ成績:11試合9得点3アシスト
今大会成績:3試合3得点1アシスト
代表通算成績:4試合4得点1アシスト


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 今季リーグ戦で13戦12勝と絶好調が続くベンフィカのエースだ。今夏にベンフィカはウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがリバプールへと引き抜かれたが、彼がいなくなっても好調を維持しているのはこのポルトガル代表FWが最前線に君臨しているからである。

 かつては決定力が課題と言われていたが、今はその面影が見られない。両足と頭で強いシュートを放つことができ、一定以上のスピードも兼ね備えている。そしてこのストライカーの最大の特徴は守備意識の高さであり、二度追い、三度追いも厭わない。ベンフィカのロジャー・シュミット監督は前線からのハイプレスを信条としている指揮官であり、彼の下で大きく成長を遂げている。

 今大会は開幕からの3試合は絶対的エース、クリスティアーノ・ロナウドの陰に隠れていたが、同選手の調子が上がらなかったこともあり、スイスとの決勝トーナメント1回戦でワールドカップ、そして代表初スタメンを飾った。すると左足でニア上を打ち抜いたゴラッソを筆頭にハットトリックの大活躍を披露。守備でも持ち前の献身性をみせ、ロナウドを遥かに超える貢献度の高さでチームをベスト8進出に導いた。今夏の時点で多くのクラブが獲得に関心を示す存在だったが、世界中が見守る大舞台での活躍を受けてさらに大きな注目を浴びている。

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