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世界に見つかる? サッカー日本代表、市場価値ランキング11~20位。カタールW杯で輝いた男

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:山根視来(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年12月22日(28歳)
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
大会成績:1試合0得点0アシスト
2022リーグ戦成績:32試合3得点4アシスト

 今やJリーグ最高のサイドバックとして高い評価を受けている山根視来。世代別日本代表とは無縁で、桐蔭横浜大学から湘南ベルマーレに加入した2016年はリーグ戦出場なしに終わっている。しかし、翌年のDFへのコンバートをきっかけに飛躍し、2020年に加入した川崎フロンターレでは攻撃的SBとして多くのゴールに絡み、3年連続Jリーグベストイレブンという快挙を成し遂げている。

 アタッカー出身らしい攻撃性能の高さが売りで、サイドからの鋭いパスで攻撃のスイッチを入れたり、チャンスと見るやコンビネーションを駆使してペナルティーエリアに入っていく積極性が武器だ。ワールドカップ初出場となったコスタリカ代表戦ではやや苦戦するシーンも見られたが、アジアレベルではデュエルの強さも印象的だ。

 遅咲きであるがゆえ、20代前半は市場価値も低かった。川崎加入前は80万ユーロ(約9600万円)だったが、この3年間で170万ユーロ(約2億円)と倍以上に。市場価値として評価されにくくなる20代後半でこれだけ伸ばしているのも、ここ数年の活躍があってこそと言えるだろう。

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