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世界に見つかる? サッカー日本代表、市場価値ランキング11~20位。カタールW杯で輝いた男

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:酒井宏樹(浦和レッズ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月12日(32歳)
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
大会成績:2試合0得点0アシスト
2022リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト

 ハノーファーに4年、マルセイユに5年在籍し、レギュラーに君臨し続けた酒井宏樹の実績は、歴代日本人SBの中でもトップクラスだ。日本代表としても73試合に出場し、3大会連続でワールドカップメンバーに選出されている。

 185cmという恵まれた体格を活かしたパワフルなプレーが持ち味で、後方から攻撃を組み立てることも、相手の最終ラインの裏に走りこんでチャンスの起点となることもできる。森保一監督からの信頼も厚く、昨季は東京五輪にオーバーエイジとして出場したが、その後は怪我との戦いが続く。浦和レッズでも今季のリーグ戦出場は20試合、日本代表でもアジア最終予選は5試合の出場に留まっている。

 9年間、欧州5大リーグで主力を務めてきた実績は伊達ではなく、マルセイユ在籍時の市場価値は最大で800万ユーロ(約9.6億円)だった。しかし、30歳を超えた現在は下降傾向で、170万ユーロ(約2億円)まで落としている。ピッチでの存在感は健在だが、やはり30代となると市場価値の下降は避けられない。

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