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ぜひウチへ! 現在フリーの外国人監督10人。3人のCL優勝経験者、日本人に馴染み深い指揮官も

シリーズ:現在フリーの監督10人 text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

監督交代はチームの状況を大きく変える大チャンスである。欧州主要リーグも2022/23シーズンのおよそ半分が経過、そしてカタールワールドカップの結果により前監督を解任して後任候補を探している代表チームもある。今回は今すぐに招聘が可能な現在フリーの立場にある世界有数の監督10人を紹介する。


ルイス・エンリケ(スペイン)

【写真:Getty Images】

生年月日:1970年6月8日
前職:スペイン代表監督


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 バルセロナをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いた経験のあるルイス・エンリケは、 2016/17シーズン限りで同クラブの監督を退任すると、ロシアワールドカップ後の18年9月にスペイン代表監督に就任した。19年3月に娘の看病のために一時的に代表監督の座を退くも、同年11月に監督へ復帰。ユーロ2020(欧州選手権)ではベスト4進出に導き、カタールワールドカップには平均年齢25.4歳の非常に若いチームで挑んだ。

 初戦でコスタリカ代表に7-0の快勝を収めるも、グループステージの残りの2試合で勝利できず、辛うじて進出した決勝トーナメントでは1回戦でモロッコ代表にPK戦の末に敗れた。その結果、同大会終了までの契約を結んでいたスペインサッカー協会からは延長オファーを出されず、敗退の翌日には退任を発表した。

 「4-3-3」のシステムを得意としており、バルセロナとスペイン代表の両方で、それまでの完全なポゼッションスタイルに偏らないサッカーを展開した。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールという圧倒的な3トップがいたバルセロナでは、ダイレクトプレーで縦に速いカウンターなど彼らの「個」の能力を最大限に活かし、スペイン代表では圧倒的な「個」が前線にいない代わりに前線や中盤の選手もハードワークを続ける組織的なチームを作り上げた。

 フリーとなったルイス・エンリケは、2016/17シーズン以来のクラブ監督に興味を示しているようだ。彼が得意とする「4-3-3」が基本フォーメーションの強豪クラブは多く、早々に現場復帰をしてもおかしくはない。

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