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ぜひウチへ! 現在フリーの外国人監督10人。3人のCL優勝経験者、日本人に馴染み深い指揮官も

シリーズ:現在フリーの監督10人 text by 編集部 photo by Getty Images

ラルフ・ハーゼンヒュットル(オーストリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1967年8月9日
前職:サウサンプトン監督

 昨季からマンネリ化の色が濃かったサウサンプトンはワールドカップの中断直前にラルフ・ハーゼンヒュットルを解任した。

 ハーゼンヒュットルは「4-2-2-2」で前線からのハイプレスを軸として戦う監督であり、インゴルシュタットやライプツィヒ、サウサンプトンで結果を残してきた。前線からの激しい守備と縦に速いカウンターはハマれば脅威であり、強豪相手にも多くの金星を重ねてきた。

 その一方で大敗や連敗を喫することが多いという難点もある。その理由は主力の固定化と、その依存度の高さであり、選手のコンディションがそのまま結果に反映することが多い。そのためシーズンを通じて安定した成績を残すことはあまり期待ができない。

 それでも「レッドブル流」の第一人者の1人でもあるハーゼンヒュットルは多くのクラブに需要があるだろう。以前のインタビューでハーゼンヒュットルは、24年夏で満了する予定だったサウサンプトンの監督の任期が終われば“引退”も視野に入れていると述べていた。結局は任期満了の前に成績不振で解任されてしまったのだが、今後現場に戻ることはあるのだろうか。

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