MF：荒井悠汰（あらい・ゆうた）

生年月日：2004年6月13日（18歳）
加入内定先：FC東京
経歴：FC白岡南→FC LAVIDA→昌平高校

　昌平高等学校の下部組織にあたるFC LAVIDA出身の荒井悠汰は、同校に進学すると1年時からレギュラーとして活躍。第99回全国高校サッカー選手権ではベスト8進出に貢献し、1年生ながら同大会の優秀選手や日本高校サッカー選抜にも選出された逸材だ。

　荒井の最大の特徴は、高校生離れした強靭なフィジカルだ。球際で圧倒的な強さを見せ、体の使い方が上手いため相手をブロックしながらでもボールを運ぶことが出来る。特出したスピードはないが、卓越したテクニックと緩急をつけたドリブルで相手DFを抜き去る。また判断力に長け、戦況を瞬時に把握して的確なパスを配球するなど、全ての能力を高水準で兼ね備えるレフティーだ。

　そんな荒井は高校2年時にFC東京への加入が内定。2022シーズンは特別指定選手に登録され、YBCルヴァンカップのグループリーグ3試合に出場した。高校NO.1レフティーとも呼ばれる同選手は、松木玖生のように1年目からプロの舞台で活躍できるか。この逸材のプレーに注目だ。