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クビ寸前!? ヨーロッパ、解任危機の監督5人。もう限界? 全く結果を残せていないのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・ランパード(エバートン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1978年6月20日
今季リーグ戦成績:19試合3勝6分10敗(19位)

 昨年1月31日にエバートンの監督に就任したフランク・ランパードは、2021/22シーズンこそ火事場の馬鹿力で何とかチームをプレミアリーグ残留に導いたが、就任2季目の今季はそこから何も積み上げが見えない。

 最後に公式戦で勝利をしたのは昨年10月22日のクリスタル・パレス戦まで遡り、それ以降の直近9試合の成績は2分7敗と絶望的な結果に終っている。昨季開幕から1月まで指揮を執ったラファエル・ベニテスはプレミアリーグ19試合で勝ち点19を獲得していたが、ランパードは19試合を消化した時点で勝ち点15しか獲得していない。

 非難が殺到した前任者よりも勝ち点が下回る現状にサポーターは不満を爆発させている。オーナーのファルハド・モシリ氏の散々たる経営判断の誤りも相まって、各々がスタンドでフロントと現体制を批判するコメントを載せた横断幕を掲げている。そんなエバートンは今週末に18位ウェストハムと対戦する。共に10月以降プレミアリーグで勝利のないチーム同士の逆天王山は大きな注目を浴びることになりそうだ。

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