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クビ寸前!? ヨーロッパ、解任危機の監督5人。もう限界? 全く結果を残せていないのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

デイビッド・モイーズ(ウェストハム)


【写真:Getty Images】


生年月日:1963年4月25日
今季リーグ戦成績:19試合4勝3分12敗(18位)

 昨季ウェストハムをUEFAヨーロッパリーグ(EL)でベスト4に導いたデイビッド・モイーズは、かつてないほどの苦境に立たされている。プレミアリーグで最後に勝利したのは昨年10月24日のボーンマス戦まで遡り、それ以降の7試合では1分6敗とズタボロの状況だ。

 ウェストハムはスカッドの高齢化も相まって今季開幕前に大型補強を敢行した。1億8200万ユーロ(約218億円)もの大金をかけてスカッドの強化を図ったが、その中で期待以上の結果を出せている選手は誰一人としていない。そんな中、長期離脱からようやく復帰したナイフ・アゲルドは慣れない右CBで高いパフォーマンスを披露し、守備は一時期と比べると安定したが、ファイナルサードでの課題は山積みだ。

 昨季二桁ゴール二桁アシストを記録したジャロッド・ボーウェンも沈黙しており、ミカエル・アントニオもかつてのような迫力はない。デクラン・ライスとトマーシュ・ソーチェクのバランスも2シーズン前と比較すると悪く、セットプレーもかつてほどの存在感を放つことができていない。ポジティブな話題が少ない中で、ウェストハムは今週末に19位エバートンと対戦するが、悩めるモイーズは“ラストチャンス”とも言えるシックスポインターで勝利を掴むことができるのだろうか。

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