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ドリブルを止めろ! 三笘薫に勝てそうな守備職人5人。ディフェンス自慢のライバル候補たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

リース・ジェームズ(イングランド代表/チェルシー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年12月8日
22/23リーグ戦成績:8試合1得点1アシスト
代表通算成績:15試合0得点3アシスト

 23歳のリース・ジェームズは、今プレミアリーグで最も評価されているサイドバックと言っていいかもしれない。存在の有無がそのまま成績に影響してくるという言い方が決してオーバーには聞こえないほど、チェルシーでの輝きは目を見張るものがある。

 R・ジェームズは同胞の先輩であるカイル・ウォーカーに勝るとも劣らないアスリート能力を備えており、対人戦では無類の強さをみせる。今季チャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦では、セリエA最強ドリブラーのラファエル・レオンをほぼパーフェクトに封じ込んだ。また、ただ速く強いだけでなく、間合いの詰め方や保ち方が巧い点も魅力。攻撃側からすると、簡単には仕掛けさせてくれないので、かなり戦いづらいはずだ。

 同僚のメイソン・マウントから「ビースト」と呼ばれるR・ジェームズの1対1の強さにはレジェンドも太鼓判を押す。元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは「ボールの扱いはジェームズもトレント(・アレクサンダー=アーノルド)並みにできる。明らかな違いは1対1の対応だ」と話していた。まだまだ伸びていくであろうR・ジェームズは、三笘薫にとって大きな壁となりそうだ。

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