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このままだとヤバい…。Jリーグ、大苦戦する5チーム(5)昨季から大幅に減少する数字とは?

シリーズ:Jリーグ、大苦戦する5チーム text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグが開幕し、各チームは5試合を消化した。ヴィッセル神戸が首位を走り、3チームが2ポイント差で追う上位争いが注目を集める一方で、なかなか勝ち点を積み上げられずに苦しむチームも多い。開幕からつまずき、このままではまずいチームを紹介していく。

サガン鳥栖

【写真:Getty Images】


順位:15位(勝ち点4)
成績:1勝1分3敗(4得点9失点)
監督:川井健太


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 昨季は主力を大幅に抜かれながら、残留争いとは無縁のシーズンを過ごしたサガン鳥栖も、川井健太監督就任2年目の今季は苦しんでいる。開幕節では、昨年まで得点力不足に苦しんでいた湘南ベルマーレに5失点を喫して大敗し、ここまで5試合で1勝しか挙げられていない。

 昨季、ゴール期待値を上回る得点数を記録していた宮代大聖と垣田裕暉の抜けた穴は大きく、今季は試合数を下回る4得点に留まる。昨季リーグトップだったミドルサードにおけるスプリント回数(73.2回)は43.3回に減少。ボール保持時のスプリント回数もリーグ2位の90.7回から同14位の56.0回に減少しており、このあたりの変化が攻守の連動を生命線とする鳥栖の戦い方に影響しているのではないだろうか。

 4節までは毎試合得点が取れていたが、複数得点はない。5試合中3試合は守備で大きく崩されたわけではない。そして、紙一重のところで落としている局面が多いのも事実。中盤で舵を取る河原創の活躍や、圧巻のテクニックを披露する樺山諒乃介など、プラス材料はあり、既存戦力と新戦力が噛み合えば浮上も十分に可能だ。

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【了】

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