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海外サッカー 9か月前

もういらない…。“構想外”=ほぼクビ状態の名手10人。今夏の放出が確実な実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:クレマン・ラングレ(フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年6月17日
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:26試合0得点2アシスト(トッテナム)

 財政面に問題を抱えるバルセロナが確実に売りたいと考えている選手だ。クレマン・ラングレは同クラブで大失敗のキャリアを歩んできたわけではないが、もう必要とはされていない。

 ラングレは2018年にセビージャからバルセロナに移籍。ジェラール・ピケの相棒を務め、3個のタイトルをクラブにもたらした。しかし、2021/22シーズンに入るとエリック・ガルシアやロナルド・アラウホの台頭もあって序列が低下してしまい、リーグ戦での先発はわずか7試合に留まった。出場機会を求めた昨季は、レンタル移籍でトッテナムに身を置いている。

 レンタル移籍を終えスペインに戻ってきたラングレだが、アラウホ、E・ガルシア、アンドレアス・クリステンセン、ジュール・クンデ、イニゴ・マルティネスとセンターバックの人材が豊富なシャビ・エルナンデス監督のチームでは余剰戦力。今季のラ・リーガ開幕節のヘタフェ戦では招集外となっており、クラブとの残り3年の契約を全うする可能性はほぼないと言える。

 スペイン紙『SPORT』の報道によると、トッテナムへの完全移籍の可能性はクラブ間で折り合いが付かず消滅した模様。ミランやユベントスも興味を寄せられているようだが、具体的な話は今のところなく、現時点ではサウジアラビアのアル・ナスル移籍が濃厚とされている。

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