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海外サッカー 9か月前

世界最高額のセンターバックは誰だ?サッカー選手CB市場価値ランキング1~10位【23/24】

シリーズ:世界市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ジュール・クンデ(バルセロナ/フランス代表)

バルセロナのクンデ

【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月12日
市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
22/23リーグ戦成績:29試合1得点3アシスト

 9位はCBだけでなく右SBとしても起用されるフランス代表のジュール・クンデだ。22年夏にセビージャからバルセロナへ移籍すると、22/23シーズンはリーグ戦29試合に先発出場してバルセロナの優勝に大きく貢献している。

 セビージャ時代は出場した公式戦133試合のほとんどをCBとしてプレーしている。しかし、バルセロナに加入してからは右SBとしての出場が多い。身長180cmとそこまで上背はないものの、抜群の身体能力と足元の上手さで攻守にわたって躍動し、22/23シーズンは空中戦勝率65%という高い数字を記録している。CBとして出場した際も、果敢な攻撃参加やビルドアップでオフェンスに厚みを持たせられる稀有なタイプのCBだ。

 クンデ自身はCBでの出場希望を口にするが、CBでも右SBでも高いクオリティでこなすクンデは起用する監督にとってはこの上なくありがたい存在だろう。FIFAワールドカップカタールでは、タレント豊富なフランス代表で右SBとして6試合に出場。安定した活躍を見せ、同国の準優勝に貢献している。

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