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上田綺世、ドイツ代表戦で勝ち越しゴール

　サッカー日本代表は現地時間9日、ドイツ代表との国際親善試合で4−1の大勝を収めた。先発出場したフェイエノールトのFW上田綺世は、勝ち越し点を挙げチームに貢献。試合後のインタビューではゴールシーンについて「常に準備していたので取れた」と手応えを口にした。課題はあったとも語ったが、試合を通して良い感触をつかんだようだ。

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　上田がゴールを挙げたのは、1−1で迎えた22分。SB菅原由勢が上げたグラウンダー気味のクロスにペナルティエリア内でFW伊東純也が反応すると、ボールの軌道が変化。これに反応した上田が左足を合わせると、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。

　上田は試合後のインタビューで「跳ね返りを詰めた形になったが、常に準備していたので取れたゴール」と振り返った。

　40分には、ドイツDF陣のパスミスに反応。センターサークル付近でボールを奪い駆け上がり、GKマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンと1対1になったが好セーブに遭い追加点を逃している。

　また48分にもボールを奪いフリーでペナルティエリアに侵入したが、トラップが長くシュテーゲンに阻まれた。結局、上田は58分にベンチに退いている。

　上田は「もう2つ、自分なりに決めなきゃいけないチャンスがあった。課題として残ってしまった」と悔やんだ。それでも「今までと違ったパフォーマンスを出せた。初めて日本代表に貢献できた」と手応えを口にしている。