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マガトは「救世主ではない」。ドイツ代表後任候補に賛否。複数OBが推薦も、反対意見も挙がる

text by 編集部

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ドイツ代表監督就任が噂されるフェリックス・マガト
【写真:Getty Images】



ハンス=ディーター・フリック監督の解任受け

 現地時間10日、ドイツ代表のハンス=ディーター・フリック監督が解任された。ドイツ代表は現地時間9日の国際親善試合・サッカー日本代表戦に敗れ、ここ5試合は1分4敗と危機的な状況にある。後任に関してドイツ国内で議論が起こっているが、複数のドイツ代表OBがフェリックス・マガト氏を推薦している。



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 ドイツ代表は12日に国際親善試合でフランス代表と対戦するが、スポーツディレクターのルディ・フェラー氏が暫定監督を務めることが決まっている。

 ドイツメディア『Sky Sport』のインタビューに応じた元ドイツ代表MFディートマー・ハマン氏は「権威と経験と気骨のある人物を必要としている」と、新監督に見合う人材像を語る。

「マガト氏か、元シュトゥットガルト監督のマティアス・ザマー氏をドイツサッカー連盟に招聘するために全力を尽くしたい」と述べた。

 また、元同国代表MFシュテファン・エッフェンベルク氏と元バイエルン・ミュンヘン監督のマリオ・バスラー氏は、ドイツのテレビ番組『Sport1-Doppelpass』に出演した際に、監督人事について言及している。ドイツメディア『Sport.de』が伝えたところによると、エッフェンベルク氏は「9カ月後のユーロ2024(欧州選手権/EURO2024)をまともに戦い、短期的に成功を収め、観客がチームに共感できるようにしたい」と述べ、マガト氏を推した。

 マガト氏はヴォルフスブルクでMF長谷部誠、シャルケ04でDF内田篤人を指導。厳しいフィジカルトレーニングを選手に課すことで知られ「鬼軍曹」の異名を持つ。

 一方でバスラー氏は「ドイツ代表はフィットネスの問題を抱えているわけではない。彼(マガト)は救世主ではない」と、エッフェンベルク氏の提案を否定した。

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【了】

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