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「以前はエラーが15~20回あった」サッカー日本代表は何が良くなったのか? スペイン人指導者が見た改善と成長

2023年09月21日(木)9時00分配信

シリーズ:フットボール批評オンライン
text by 川原宏樹 photo Getty Images
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「誤った判断」から失点したシーンとは?

ドイツ代表戦で2アシストをマークしたサッカー日本代表MF久保建英
【写真:Getty Images】



 守備面で成長したところをプレッシングのスピード、連動性の質と説いたアレックスが、より具体的なプレーに落とし込んで解説を加えてくれた。

「ひとつひとつのプレーに対する判断が良くなりましたよね。たとえば、プレッシングに行くのか、行かないのかという判断であったり、縦パスを入れられたときのカバーリングの判断であったりが、的確で早くなっています」

 その判断を誤ってしまったのが、ドイツ戦における失点の場面になる。しかし、総合的に見るとそこから日本代表の成長がわかるという。

「ドイツ戦で失点シーンでは、まさに日本代表が誤った判断をしてしまったために崩されたといえるでしょう。ですが、以前の日本代表であればあのようなエラーが1試合に15〜20回ほどあったように思います。それが今ではかなり少なくなっているのがわかるでしょう」

「一方で、久保建英がボールを奪って3点目につなげたシーンでは、かなり強気なプレッシングで奪い取りました。そのことからも、どこに綻びがあって、どこに歪みができそうなのかを理解していて、どう守るべきなのかがしっかりと共有されている結果といえます。それができているので、チームとしても多少の無理が利く。それが自信の表れとなっているのでしょう」

 個としての成長とグループとしての成長がうまく融合していると分析し、プレー判断のスピードや質が高まっていると説いた。それは守備面だけでなく、攻撃面においても同様のことが言えるとアレックスは主張する。

 次回は攻撃面における成長ポイントを詳しく聞いていこう。

ダビド・ビジャ来日決定!

ダビド・ビジャ
【写真:川原宏樹】

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【了】

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