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Jリーグ 7か月前

勝負弱い!? J1「先制チーム」勝率ランキング10~18位。逃げ切りに失敗しているクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:京都サンガF.C.

京都サンガ
【写真:Getty Images】


リーグ戦成績:10勝3分16敗(15位)
先制した試合の成績:8勝1分3敗
先制した試合の勝率:66.7%

 2022シーズンのJ1リーグを16位で終え、J1参入プレーオフ決定戦の末にJ1残留を決めた京都サンガF.C.。今季も大半の期間で13位~15位を行き来する苦しい戦いが続いている。

 23年冬に加入した35歳のベテランFWパトリックはここまでチームトップのリーグ戦10得点2アシストを記録しているが、夏以降は途中出場がメインだ。代わりに存在感を見せるアタッカーが、デポルティーボ・アラベスから今夏加入したFW原大智。リーグ戦8試合に出場して5得点1アシストとCFやWGとして輝きを放ち、ここまでリーグ戦合計33得点と得点力不足に陥る京都の救世主となりつつある。

 先制した試合の成績は8勝1分3敗、勝率66.7%とまずまずだが、上位チームに対して厳しい戦いを強いられているのが今季の京都。後半アディショナルタイムでの失点も多く、第29節のサガン鳥栖戦では、後半アディショナルタイムにDFのアピアタウィア久が退場し、そこから立て続けに2失点して逆転負けした。後半アディショナルタイムは、リーグ戦で5失点を喫する“魔の時間帯”となっていて、ここをいかにしのいでいくかが今後の課題の1つとなるだろう。

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