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カナダ戦は「メモが少なかった」? サッカー日本代表の「自発的」修正を指揮官が賞賛

text by 編集部

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カナダ戦を指揮した森保一監督
【写真:Getty Images】



森保一監督、チームを4−1勝利に導く

 サッカー日本代表は13日のMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表に4−1で勝利した。森保一監督は試合を振り返り、選手たちが自発的にフォーメーションを変えたことを称賛。試合中にメモを取る回数が少なかったのではと問われ、チームに修正が必要な点に関してはメモが少なかったと答えている。



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 3バックのカナダ代表に対して、日本代表は試合途中に1ボランチから2ボランチに変更した。森保監督は試合前に4−1−4−1で戦うと宣言して採用したが、ハーフタイムやPKでプレーが止まった際に選手たちがコーチ陣と話し合い、4−2−3−1に切り替えたと明かした。

 森保監督はカナダ代表が3−4-3、3−5−2のように陣形を変える中で「(日本代表の選手たちがフォーメーションを)試合の中でスムーズに自発的に切り替えてくれた」と、その自主性をたたえている。

 ピッチ脇で普段、頻繁に取っているメモに関しては「どちらかというと修正点が多いときのメモが多い」という。カナダ戦に関しては「選手がいいチャレンジをしてくれている中で流れが悪い時間帯もあったが、修正部分のメモが少なかった」。

 チームは後半終了間際にゴールを許し、クリーンシートとはいかなかった。「落ち着いて終わらせることが難しい状況になったのは、私がいろいろな(フォーメーションの)変え方をしたところもあった」と分析する。

 それでも「誰と組んでも機能するというのを選手たちが見せてくれた」と、選手への称賛を惜しまない。

 日本代表は、昨年11月の国際親善試合でカナダ代表に敗れている。「同じ相手には二度負けられないと思ってくれた。そこが試合までの練習の集中力に表れていた」と、選手たちを手放しで褒めた。
 
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【了】

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