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海外サッカー 7か月前

日本人選手も登場! サッカー選手市場価値アップ額ランキング1~10位【23/24最新版】

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:三笘薫(ブライトン/日本代表)

ブライトンに所属するサッカー日本代表Mf三笘薫
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月20日
市場価値の増加額:4150万ユーロ(約58.1億円/488.2%UP)
市場価値の変動:850万ユーロ(約11.9億円)→5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:9試合3得点3アシスト

 10位には日本が世界に誇るアタッカー、三笘薫がランクインを果たした。アジア人では唯一のトップ10入りとなっており、欧州でいかにインパクトを残しているか証明する結果となっている。

 三笘はユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍を経て、昨季ブライトンに復帰。グレアム・ポッター監督の元ではジョーカー起用がメインだったが、ポッターの後任としてやって来たロベルト・デ・ゼルビ監督の元で左サイドのファーストチョイスとなり、十八番の切れ味鋭いドリブルで多くのサイドバックを恐怖へと陥れた。最終的にそのシーズンはリーグ戦33試合で7得点6アシストをマークし、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の立役者になっている。

 今やブライトンに欠かせない存在となった三笘は今季もプレミアリーグの舞台で躍動しており、昨季を上回るペースでゴールとアシストを重ねている。とくに印象的だったのが第2節ウォルバーハンプトン戦で、左サイドでボールを持つと次々にDFをかわしていき、そのまま単独でゴールを奪った。この一撃は8月のプレミアリーグ月間最優秀ゴール賞に選出されるほど、素晴らしいものだった。

 先日にブライトンと2027年まで契約延長することが発表され、サポーターを歓喜させた三笘。そんな同選手の市場価値は今秋の更新で5000万ユーロ(約70億円)となり、久保建英と並んで日本人トップに立っている。今年1月からの上昇率は驚異の488.2%となった。

【了】

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