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海外サッカー 7か月前

日本人選手も登場! サッカー選手市場価値アップ額ランキング1~10位【23/24最新版】

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン/フランス代表)

パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月5日
市場価値の増加額:4300万ユーロ(約60.2億円/116.2%UP)
市場価値の変動:3700万ユーロ(約51.8億円)→8000万ユーロ(約112億円)
23/24リーグ戦成績:5試合2得点2アシスト

 ナントの下部組織出身であるランダル・コロ・ムアニは、フランス代表として一昨年の東京五輪(東京オリンピック)に出場し、日本代表とも対戦している。この時は将来有望な若手FWの1人にすぎなかったが、そこから2年が経ち、同選手はワールドクラスへと進化を遂げた。

 コロ・ムアニが覚醒したのは昨季のことだ。そのシーズンよりフランクフルトに加入した同選手は新エースとして君臨し、日本代表MF鎌田大地らと好連係を発揮しながらゴールとアシストを量産。ブンデスリーガでは32試合で15得点14アシスト、DFBポカールでは6試合で6得点3アシストとまさに大暴れで、瞬く間にビッグクラブ注目の的となっている。

 そんなフランクフルトでの活躍が認められ、今夏には母国の絶対王者パリ・サンジェルマン(PSG)へとステップアップ。まだ本領発揮に至っているとは言い難いが、キリアン・エムバペやウスマン・デンベレに加え、もともとウィンガーだったこともあって縦への推進力に優れ、187cmの長身を活かしたボールキープ力にも定評があるコロ・ムアニが揃う前線が他クラブの脅威であることは間違いない。

 当然ながら市場価値もここ1年で大きく変化した。フランクフルト加入時は1600万ユーロ(約22.4億円)だったが、現在はエムバペに次ぐリーグ・アン2位の8000万ユーロ(約112億円)になっている。ちなみに、コロ・ムアニは今秋における市場価値アップデートの対象にはなかったようだ。

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