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日本代表 6か月前

ミャンマー戦に抱く疑問。ベストメンバーで叩き潰すことだけが予選の有効活用なのか【西部の目】

シリーズ:西部の目 text by 西部謙司 photo by Shinya Tanaka,Getty Images

技術の高さを見せたのは…

ミャンマー代表戦でハットトリックを達成したサッカー日本代表の上田綺世
【写真:田中伸弥】



 先制点は11分、あっさり決まった。南野拓実のロブを上田が頭で合わせてコースを変えて沈める。ミャンマー代表に反撃の気配はなく、28分の鎌田の左足のミドルで勝利は確定的になっていた。アディショナルタイム3分には堂安律のパスから上田がゲットして3-0で折り返した。

 後半も流れは変わりようもなく、守備を固める相手に対してのワンサイドゲームが続く。外回りの攻め込みを中心に、ときおり中央突破も織り交ぜながらチャンスを作り、上田が自身ハットトリックとなるゴールで4-0、堂安が5点目を追加して5-0で勝利した。

 4点目の上田へ通した南野の少し浮かせた絶妙のパス、5点目の堂安へぴたりと合わせた守田英正のパスと堂安の素晴らしいコントロールからシュートは、技術の高さをみせつけていた。

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