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冨安健洋は「休ませるべき」。サッカー日本代表戦ベンチ外の理由とは? 本人は出場を希望も

text by 編集部

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サッカー日本代表の冨安健洋
【写真:Getty Images】



森保監督、​​佐野海舟、渡辺剛らを起用

 サッカー日本代表は16日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選の初戦でサッカーミャンマー代表と対戦し、5−0で大勝した。この日はDF冨安健洋がベンチ外となり、代表経験が少ない選手たちが次々と投入された。森保一監督は冨安を外すことを自ら決断したと明かし、選手たちを評価した。



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 森保監督は、この日のスタメン選考に関して「一言で言うなら、ベストの布陣ということ」と、選手のコンディションを重視して決めたと述べた。冨安に関しては「私の判断で、休ませるべきだと決断させてもらった」と明かした。冨安本人はプレーしたいと森保監督らに伝えていたものの、チームドクターの判断などをもとに決定したという。

 冨安は現地時間11日のプレミアリーグ第12節、バーンリー戦にフル出場していたが「その前の試合で違和感があったという情報を持っていた」と明かしている。

 ミャンマー戦では、後半開始からDF渡辺剛、MF​​佐野海舟を投入。森保監督は佐野を「相手のボールを刈り取る力、連続で守備をしてボールを奪う、味方にボールを回す守備の能力を発揮してくれた」と評価。「攻撃もさらに上げてもらえるよう、今日の経験が(今後に)つながれば」と期待している。

 ヘントに所属する渡辺に関しては「ベルギーリーグでトップ争いをしている。試合に出続け激しく、厳しく戦っているからこそ落ち着いて対応できている」と信頼を寄せる。

 67分に投入したFW細谷真大はゴールを奪えなかった。「自信にしてもらいたかったが、本人も悔しい思いで終えたと思う」と思いやった。81分から途中出場したGK前川黛也に関しては「プレゼントで経験の資格を与えるつもりはない」としながらも、「(J1)優勝を目指して戦うチーム(ヴィッセル神戸)の守護神として結果を出している。代表の舞台でプレーする権利がある」と説明している。

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【了】

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