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サッカー日本代表には「4つの強みがある」。スペイン人指導者が「必要以上の高評価は危険」と警鐘を鳴らす理由とは

シリーズ:スペイン人指導者の視点 text by 川原宏樹 photo by Getty Images

フットボール批評オンライン 短期連載(2)

 国際Aマッチ8連勝と好調を維持するサッカー日本代表は、1月に開幕するAFCアジアカップを控える。ダビド・ビジャが主宰するサッカースクール『DV7サッカーアカデミー』日本支部のディレクター・コーチを務めるアレックス・ラレアのインタビュー第2回は、攻撃面を軸に日本代表を分析する。(取材・文:川原宏樹)


【プロフィール】アレックス・ラレア

プロ選手としてカナダでプレーした後、指導者の道に進み、欧州最高位の指導者ライセンスUEFA PROを取得する。2020年からは元スペイン代表、元ヴィッセル神戸のダビド・ビジャが主宰するサッカースクール『DV7サッカーアカデミー』日本支部のディレクター・コーチを務める。

ダビド・ビジャとアレックス・ラレア
【写真:川原宏樹】

厚みがあり連続性のあるサッカー日本代表の攻撃

 前回はミャンマー戦、シリア戦におけるスペイン人指導者アレックス・ラレアの分析を守備面に主題をおいて伝えた。今回は攻撃面の分析をピックアップするが、話は日本代表がこれまでに積み上げてきた成長にまで及んだ。

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 どちらの試合も5得点を挙げた攻撃に関しては、「アジアレベルの相手には、なかなか止められない」とアレックスは考察している。

「サイドを崩したときには、伊東純也や南野拓実など必ず逆サイドの選手までもがペナルティーエリアに進入して、クロスに対する準備をしていました。ゴール前には上田綺世というわかりやすいターゲットが存在するうえに、他の選手からも常にゴールの近くで受けようという意識が強く感じられ、それが攻撃に厚みを持たせていました。

 加えて、ネガティブトランジションから素早くボールを奪い返せていたことで、多くの時間帯で日本が攻撃を展開するという試合になりました。そういった厚みがあり連続性のある日本の攻撃は、アジアレベルの相手にはなかなか止められないのではないでしょうか」

 限りなく最高に近い評価をしたアレックスは、ポジショナルプレーの観点から今の日本代表の攻撃が止めづらい理由を説明した。

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