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バーレーン代表の背番号10を背負うのは誰？

　サッカー日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・ラウンド16でバーレーン代表と対戦する。5度目の優勝へ向けた決勝トーナメントの戦いがいよいよ始まる。今回の試合で日本代表が警戒しなければいけないバーレーン代表の背番号10とは何者なのか。

　バーレーン代表で背番号10を背負うのは、同国のアル・リファーでプレーする29歳のMFカーミル・アル・アスワドだ。2013年12月に加入して以降、プロキャリアを同クラブで過ごしてきた。2021/22シーズンのAFCカップでは5試合に出場し、3得点2アシストをマーク。23/24シーズンの同大会では、6試合で2得点2アシストを記録するなど、クラブレベルでの国際大会でも結果を残した。同クラブでは3度のリーグ優勝を経験している。

　バーレーン代表デビューは、2015年9月8日に行われたロシアワールドカップ・アジア2次予選のイエメン代表戦。4点リードの81分に途中出場を果たした。これまでバーレーン代表では90試合に出場し、12得点を記録している。

　アル・アスワドはトップ下やウィングでプレーし、169cmと小柄ではあるが、正確無比なキックが武器のレフティーである。FKのキッカーも務め、味方に合わせるボールはもちろんのこと、直接ゴールも狙える。日本代表としては、ゴール前でのファウルは避けたいところだ。

　グループE第1節の韓国代表戦では、その左足から何度もチャンスを演出していた。それだけではなく、ドリブルで局面を打開し、決定的なパスも出せる。チャンスとなれば、自らゴール前へ飛び出して得点も奪うことができる選手だ。バーレーンの攻撃を司る司令塔を自由にさせないことが重要になってくる。日本代表はこの背番号10をどう抑えるのだろうか。

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