フットボールチャンネル

「勉強になった」守田英正が参考にした旗手怜央のプレー。サッカー日本代表で発揮する繊細な感覚【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース


旗手怜央に刺激をうけたと語る守田英正

サッカー日本代表の守田英正
【写真:Getty Images】

 AFCアジアカップカタール2023に出場しているサッカー日本代表は、グループステージを2勝1敗という成績で終え、グループD・2位で決勝トーナメントに進んでいる。1月29日、決勝トーナメントに向けてドーハで調整を続けている守田英正が、日本代表のグループリーグでの戦いを振り返った。

アジアカップはDAZNが独占配信!
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]


 24日のインドネシア代表戦ではベンチから試合を見つめた守田。インドネシア代表戦については「日本にとっていい攻撃ができていた」と振り返った。さらに自身の代わりに出場した旗手怜央が、チームにもたらした影響の大きさについて次のように語っている。

「僕の代わりに出た怜央が相当いい動きをしてましたし、アシストはつかなかったですけど、何回かゴールを決められるようなチャンスもあった。そういう動きとか、ポジショニングをとっていたことがすごい(チームにとってよかった)。外から勉強してました」

 また、自分自身のことについては「自分が出ている試合は少し(後ろが)重かった。ただ奪われた時には守備に行けない距離感だったり、奪われることを考えないで攻撃のポジションだけ取っていたりするのはボランチとして良くない」と反省点を挙げた上で、旗手のプレーが改善する上で参考になったと語った。

「バランスを考えた時に、僕は守備的なポジショニング、保守的なプレーになってしまっている。改めて怜央のプレーを見ると、守備の時の切り方とか壁になる役割、攻撃の時には相手の背中に入っていたので、相手の配置にもよりますけどそういったプレーは勉強になった」

 守田は代表で自身に期待される役割をこう捉えている。「『役割はこれ』と決められればそれに集中できるけど、代表ではそれ以上にあまり穴をあけないとか、バランスを見るとかに寄ってしまう」。なかなか評価されにくい立ち回りではあるが、「よく言えば気を遣いますし、悪く言えばそんな特徴がない」と謙遜しながらも、日本代表の勝利を最優先に考えてプレーする。
 
(取材:加藤健一【カタール】、構成:編集部)

【関連記事】
日本代表、バーレーン戦のTV放送・配信予定・キックオフ時間は?
サッカー日本代表、バーレーン戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション
英国人が見たサッカー日本代表「冨安健洋は間違いなく…」「プレミアで見たいのは…」「ゴールラッシュは夢?」

アジア杯をDMM×DAZNホーダイで観る

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top