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3年前から進歩がない。サッカー日本代表が繰り返した選手への依存【アジアカップ2023現地取材コラム】

2024年02月04日(日)10時02分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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サッカー日本代表は3日、AFCアジアカップカタール2023準々決勝でイラン代表と対戦し1-2で敗れた。ベスト8という結果で大会を去ることになった原因はどこにあるのか。これまでの森保ジャパンを振り返りながらその問題点をあぶり出す。(取材・文:元川悦子【カタール】)


最初に主導権を握ったのは…

イラン代表に敗れたサッカー日本代表
【写真:Getty Images】

「事実上の決勝戦」とも評すことができる2月3日のアジアカップ2023(カタール)準々決勝・イラン代表戦。日本代表にとってイラン代表は韓国代表と並ぶ難敵と目された。

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 ラウンド16から中2日の過密日程というのは両者とも同じ。むしろイラン代表の方が延長・PK戦まで戦っていて、消耗度は激しい。しかも今回は攻撃のキーマン・メフディ・タレミを出場停止で欠いている。日本代表も伊東純也と旗手怜央という重要戦力2人を使えない状態ではあったが、下馬評では日本代表優位という見方が大半を占めていた。

 実際、ふたを開けてみると、前半は日本代表が主導権を握り、支配率やデュエル勝利数といったデータでも上回った。冨安健洋が中心となってイラン代表のエースFWサルダル・アズムンの自由を奪い、攻撃的右サイドバック、ラミン・レザイアンに対しても今大会初先発の前田大然が強度の高い守備で仕事をさせない。前田と伊藤洋輝の左サイドがレザイアンと右MFのアリレザ・ジャパンバフシュの縦関係を封じたことも非常に大きかった。

 28分の先制点も左サイドを起点とした攻めから生まれた。伊藤からパスを受けた守田英正がFW上田綺世に球足の長い縦パスを供給。この落としを受けた守田は相手DFに引っかけられながらもドリブルで3人をかわし、ゴール前に持ち込んで見事な右足シュートを決め切ったのだ。

「点はたまたま僕が取っただけ」と本人も謙虚な口ぶりだったが、数少ないチャンスをモノにし、1-0で前半を終えたのはある意味、理想的な展開だったようにも映った。だが、問題は後半だった。

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