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海外サッカー 3か月前

ぜひウチへ! 現在フリーの“最強”外国人監督10人。CL制覇経験者に代表での実績十分の名将も

シリーズ:現在フリーの監督10人 text by 編集部 photo by Getty Images

ハンジ・フリック

元ドイツ代表監督ハンジ・フリック
【写真:Getty Images】


生年月日:1965年2月24日
前職:ドイツ代表監督

 昨年9月に日本代表に敗れた直後にドイツ代表を解任されたハンジ・フリックだが、2019/20シーズン途中から2020/21シーズンまで指揮を執ったバイエルン・ミュンヘンでの手腕は見事だった。

 シーズン途中にアシスタントコーチから昇格した2019/20シーズンはブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、DFBポカールを制してトレブルを達成。指揮を執った86試合での平均勝ち点は「2.53」で、これは同じくトレブルを達成したユップ・ハインケスの「2.43」やジョゼップ・グアルディオラの「2.41」を上回る。

 ドイツ代表でも就任当初は8連勝と上手く行っていたが、試合を重ねるに連れてストライカーの人材不足の影響も受けて得点力不足が露呈。カタールワールドカップではグループリーグ敗退となり、最後はポーランド代表、コロンビア代表、日本代表に3連敗を喫して解任となった。

 彼に足りないものがあるとすれば“経験”だ。長らく元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴのアシスタントコーチを務めるなど、“右腕“としての経験は豊富だが、意外にも監督歴は短い。バイエルンでの実績を踏まえると引く手あまただろうが、ドイツ代表でも組織が上手く回らなくなってから修正が効いておらず、監督としての経験不足は気になるところだ。

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