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【ACL結果速報】横浜 F・マリノスが1stレグでドロー。終了間際に痛恨の同点弾ゆるす。

text by 編集部 photo by Getty Images

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横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】



エウベルらが前半に2点を獲得

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・ファーストレグが14日に行われ、横浜 F・マリノスはアウェイでバンコク・ユナイテッドと対戦した。この試合をマリノスは2-2で終え、今季から新指揮官として着任したハリー・キューウェル監督の初白星はお預けとなった。

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 試合開始直後の段階では、マリノスはバンコクの選手に何度か自陣への侵入を許し、クロスをゴール前に上げられるシーンがあった。危ない場面にはエドゥアルドが対応し、決定機までは作らせない。

 すると18分、左コーナーキックからマリノスが先制点を挙げる。ナム・テヒのクロスに上島拓巳が飛び込むと、ボールはその奥で待っていたエウベルの足元へ。これをエウベルが相手DFのチェックを受けながら押し込み、この試合のファーストゴールを記録した。

 さらに24分、エドゥアルドの鋭いロングフィードに加藤蓮が反応し、相手DFラインの裏へ抜ける。ペナルティエリア左から中へクロスを供給すると、アンデルソン・ロペスがニアに向かって走り込む。これにロペスが合わせきれず、ボールはファーに抜ける。そこで待っていた渡辺皓太が左足のインサイドで流し込み、マリノスに追加点を生んだ。

 このままマリノスのゴールショーが続くかと思いきや、35分に相手右サイドバックのニティポン・セラノンにゴールを許す。右ウイングのルンラト・プームチャントゥエクがエドゥアルドとマッチアップしてボールがこぼれ、そこに走り込んだセラノンが加藤との競り合いに勝ち、ポープ・ウィリアムの股を抜いてネットを揺らした。

 前半は2-1で終了。マリノスは支配率56%で試合をコントロールし、シュート数でも相手を上回った。セラノンのゴールを含め、マリノスは左サイドから崩される場面が目立つ。

 後半は立ち上がりから押し込まれる展開が続き、マリノスの右サイドから攻め込まれるシーンも増えてきた。60分にエドゥアルドがイエローカードをもらうが、何度も危険な芽を摘んでいた。

 73分、マリノスに後半最大の決定機が訪れる。天野純の浮き球のスルーパスに反応した宮市亮が、ドリブルで前線へ持ち運びフリーの状態でシュートを放つ。これはゴール右に逸れたが、途中交代で入った2人の選手が後半の攻撃陣に勢いを与えた。

 しかし宮市がこの後も2回決定機を逸してしまうと、後半アディショナルタイムに痛恨の同点弾を浴びる。さらに終了間際に松原健が足裏を見せながら相手選手に危険なタックルをしかけ、レッドカードで退場。そのまま試合は2-2で終了し、マリノスのラウンド16・ファーストレグはドローで決着した。

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【了】

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