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横浜F・マリノスが激戦制して勝ち残り…!ヴァンフォーレ甲府は1stレグに続き敗北【21日ACL日本勢結果まとめ】

text by 編集部 photo by Getty Images

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース

横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】



横浜F・マリノスが延長までもつれる激闘を制し、準々決勝進出!

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は21日、ラウンド16・2ndレグを各地で行った。Jリーグ勢のヴァンフォーレ甲府が蔚山現代と、横浜F・マリノスがバンコク・ユナイテッドとそれぞれのホームで戦った。各試合の結果、マリノスが日本のチーム唯一のトーナメント勝ち残りとなった。

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 1stレグに0-3で敗れた甲府は、大量得点で蔚山に勝たなければならない。序盤からMFの宮崎純真らがチャンスを作るも、フィニッシュまでは至らない。9分あたりで甲府の攻撃が一段落すると、押し込まれていた蔚山が攻めに転じる。

 11分、元日本代表MF江坂任が浮き球で甲府のDFラインの裏に送ると、FWのイ・ドンギョンが反応。ここで味方の上がりを待つと、MFのオム・ウォンサンが走り込む。オムがシュートを放つと、ボールはポストを直撃。こぼれ球にMFキム・ジヒョンが詰めて蔚山が先制した。

 甲府は後半に追いつくが、試合終了間際に勝ち越しを許し、最終スコアは1-2。2戦合計1-5で完敗し、ACLの舞台から退いた。J2のチームとして健闘が続いていたが、Kリーグ2連覇中の蔚山の壁は高かった。

 マリノスは1stレグを2-2で終えており、勝てば無条件で準々決勝進出を決める。前半は緊迫した展開が続き、スコアレスでハーフタイムへ折り返す。支配率ではマリノスが優位に立っており、後半には決定機まで持っていきたい。

 60分にMFの天野純とFWの宮市亮をピッチに送り込み、より多くのチャンスメイクを試みる。すると68分、FWのヤン・マテウスがペナルティエリア右からクロスを上げ、天野がヒールで合わせる。これは枠外に逸れるが、早速交代選手がチャンスに絡んだ。

 その後もマテウスを中心としたマリノスの猛攻は続いたが、90分で決着がつかず。試合は延長戦へもつれ込み、両チーム共に総力戦の様相を呈した。延長前半のマリノスは両ウイングのマテウスと宮市が孤立する場面が目立ち、攻め手を欠く。

 翻って延長後半、マリノスは足が止まってきた相手DFラインの裏を狙うボールを放り込む。マテウスが抜けだせば決定機という場面を迎えるが、バンコクのDFエベルトンがカード覚悟の決死のタックル。惜しくもチャンスには繋がらない。

 そして119分、後半終了間際に投入された村上悠緋が右サイドからクロスを上げる。これが相手DFの手にあたり、VARを介してPKの判定へ。これをアンデルソン・ロペスが落ち着いて決めて、マリノスが勝ち越し。このまま1-0で試合が終わり、Jリーグ唯一の生き残りが準々決勝進出を決めた。

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【了】

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