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Jリーグ 2か月前

FC町田ゼルビア「我々の守備が崩されることはない」。「自信」と「反省」を胸に名古屋グランパス戦へ【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

「悪い捉え方をしてしまった」



「前半の立ち上がりに勢いを持って入るというのはできたんですが、後半の立ち上がりも同じように自分たちから勢いを持ってプレーすることができなかった」と浦和レッズから期限付き移籍してきた柴戸は語った。

「それは我々が1-0という状況をある意味で悪い捉え方をしてしまった。これを守ればいいというメンタルも少し出ていた。前半にも追加点を奪えるチャンスはありましたし、後半の立ち上がりも前半の立ち上がりと同じか、それ以上のしっかり入らなければいけない。だからこそ後半は流れを相手に渡してしまったのかなと思います」

 実際、昨シーズンのガンバ戦で先発した11人のうち、J2の町田でプレーしていたのは4人だけだったが、この試合はおそらく、クラブがJ1という最高レベルで戦うためには達成すべきレベルを示すために必要なものだったかもしれない。

「我々が1人少ない状況で、あのようなフリーキックで点を取ってくるというのは、J1の厳しさを示していると思う」と柴戸は、ガンバに勝ち点1をもたらした84分の宇佐美貴史のセンセーショナルなフリーキックについて語った。

 バスケスは、宇佐美の輝かしいゴールは、町田が強豪クラブたちの中でプレーしているということにを気づかせるものであることに同意した。

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