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忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング11〜20位。クラブ愛でチームを牽引するのは?

シリーズ:クラブ在籍年数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:川田修平

栃木の川田修平

【写真:Getty Images】


生年月日:1994年4月5日
所属クラブ:栃木SC
在籍年数:7年30日

 栃木SCに7年間在籍しているGK川田修平がランキングの15位につけている。大宮アルディージャの育成組織出身の川田は2013年にトップチーム昇格を果たすも出場機会に恵まれず、2016シーズンに期限付き移籍で栃木に加入した。以降栃木で正GKの座を巡るポジション争いを繰り広げていくこととなる。

 2017年の完全移籍後も、11試合に出場した2019シーズンまで公式戦のピッチに立つことはなかった。2020、2021シーズンは期限付き移籍で加入したオビ・パウエル・オビンナの活躍によって定位置を掴むことはできずに終わる。

 川田が正GKとなったのは2022シーズンのことである。リーグ戦35試合に出場して好セーブを幾度も見せ、栃木の失点をJ2でアルビレックス新潟、徳島ヴォルティスに次いで少ない40点に抑えた堅守に貢献した。このシーズンの栃木はリーグワーストの32得点でのフィニッシュだっただけに、川田がクラブの残留に果たした役割は大きい。

 しかし、2023シーズンは藤田和輝に、今季はここまで丹野研太にスタメンの座をあけ渡している。クラブのJ3時代を知る古株の川田は、ポジション争いから再び正GKの座につくことができるか。

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