「サポーターにお願いがある」ミシャの思いとは?
「自分はあまり感情を表に出すタイプではないんですけど、今日はスタジアム入りするときにバスを降りたときから、ファン・サポーターの後押しをものすごく感じていました。
僕たちのボルテージもさらにあがったし、だからこそ何とか勝ち点3をみんなに届けて、残留への可能性を広げたいと思っていたので、気がついたら自然とああなっていました。同点になって、スタジアムの雰囲気も確実に変わったので」
しかし、札幌に関わるすべての人々が望んだ勝ち越しゴールは奪えなかった。
後半に限れば、湘南の3本をはるかに上回る13本のシュートを放ちながら1点にとどまった。試合後の公式会見。憔悴しきった表情で臨んだ、札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「すぐにコメントするのは簡単じゃない。いまはいろいろな感情の整理が追いつかない」とこう続けた。
「私たちの素晴らしいサポーターにお願いがある。まだ決まってない降格の話をするのはどうかと思うが、もしそういう状況になったとしても、引き続きクラブを後押してほしい」
1時間遅くキックオフされた16位の新潟と17位の柏の直接対決は、1−1の引き分けに終わった。残り2試合でジュビロ磐田をはさんで19位の札幌と、残留圏の柏との勝ち点差は6ポイント。そこへ柏が「-11」を、札幌が「-20」を数える得失点が加わる。まさに首の皮一枚で降格を免れた状況と化した。
2006シーズンのサンフレッチェ広島から浦和をへて、2018シーズンからは札幌を指揮。今シーズンでJリーグ最長の19年目の在籍期間となるペトロヴィッチ監督は、さらにこんな言葉を続けた。