7位:FC東京
胸スポンサー:東京ガス(電気・ガス業)
売上高:2兆6,645億円(2024年3月)
FC東京は、売上高ランキング上位のクラブの中では、胸スポンサーの変更が比較的多い。2024シーズンから東京ガスが胸スポンサーで、同社の売上高は2024年3月期で2兆6645億円に達する。
クラブの前身は、1935年創部の東京ガスサッカー部。設立当初から主要な出資者としてクラブを支援し、深い関係を築いている。ただし、東京ガスのロゴがユニフォームの胸部分に掲出されたのは2024シーズンからで、それ以前は鎖骨部分やパンツ前面などだった。
FC東京は設立時に複数の企業が出資しており、Jリーグ参入後の初期にはコンビニ大手「am/pm」が胸スポンサーを務めた。その後、「ENEOS」、東京ガスのグループ企業である「東京ガスライフバル」などがスポンサーとなり、変遷を重ねた。
2021年にはミクシィがFC東京の経営権を取得した際、同社のサービスが胸スポンサーを務めた時期もあったが、先述の通り2024年からは東京ガスのロゴが掲出されている。
1998年に東京ガスをはじめ東京電力など複数の団体が出資して設立されたFC東京は、東京ガスとの長年の関係を基盤としながら、ミクシィなどの新たなパートナーと協力し、多様なスポンサーシップを展開している。
