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Jリーグ 9か月前

このままだとヤバイ…。J1開幕ガッカリクラブ6選。前評判を下回ってしまったクラブは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セレッソ大阪(12位)

アーサー・パパス
【写真:Getty Images】

監督:アーサー・パパス
成績:5試合1勝2分2敗(勝ち点5)

 決して悪い成績ではないが、開幕戦以降、勝利が奪えていないという点では予想外である。

 アーサー・パパス監督率いるセレッソ大阪は、リーグ開幕戦でガンバ大阪と激突。新体制初戦ということもあってチームの実力は未知数だったが、蓋を開けてみると昨季4位の相手に5-2で勝利。生え抜きの北野颯太が2ゴール1アシストの活躍を見せ、宿敵を文字通り粉砕する大勝をあげた。

 完璧なスタートに成功し、期待と希望にあふれていたC大阪だったが、その後は勝ち点が伸び悩んでいる。

 大阪ダービー以降は、第2節の湘南ベルマーレ戦(1-2)、第3節の柏レイソル戦(1-2)と2連敗を喫すると、復調を目指す第4節のアルビレックス新潟戦(2-2)と第5節の名古屋グランパス戦(1-1)では引き分け。開幕戦の勢いを持続させることができていない。

 サポーターを心配させているのは、直近に行われた2試合でのドローだろう。

 新潟も名古屋も、今季開幕から不振にあえいでいるチームであり、大方の予想ではC大阪が優勢だと思われていたが、結果はどちらの試合でも勝ち切ることは叶わなかった。

 特に名古屋戦では合計24本のシュートを放ち、ゴール期待値は「2.16」を記録していたのにも関わらず、ゴールネットを揺らしたのは1回のみ(データサイト『SofaScore』を参照)。名古屋の必死のディフェンスに苦しみ、猛攻を仕掛けるも最後まで決定力に欠けた。

 チームが勝利から長く遠ざかれば、それだけ選手たちの調子も下降する。その逆も然りであり、開幕戦で粉砕したライバルは、次の試合で調子を取り戻して現在リーグ戦2連勝中だ。C大阪も悪い流れを断ち切り、上昇に転じることができるだろうか。

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