川崎フロンターレ 最新ニュース
明治安田J1リーグ第10節、清水エスパルス対川崎フロンターレが12日に行われ、1-1の引き分けに終わった。リーグ単独トップの5アシスト目を記録した三浦颯太だったが、試合後の表情は暗かった。三浦は悔しさを押し殺しながら、勝てたはずだった試合を振り返る。(取材・文:江藤高志)
「簡単に勝てた試合だった」なぜ三浦颯太の表情は暗かったのか
三浦颯太の、少し憮然とした表情の理由は明らかだった。
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「前半に決めていれば、簡単に勝てた試合だなと思います」
1-1で終わった試合について、三浦は勝てなかったことを悔やんでいた。タイトルを目指すチームである以上、当然の反応だった。そんな三浦だが、先制された試合展開にも焦りは無かったという。
「僕はなかったですね。そんなに」
なぜならば「時間があれば点取れるなと思ってた」展開だったから。また相手の表情からもフロンターレの優位性は見て取れていた。
「相手もきつそうな顔をしてましたし。展開的にもピンチがあるかと言われたら特になかったですし。相手も多分やりづらさを感じてると思うので」
それだけ自分たちのサッカーに自信を持っていた三浦だから「とりあえず1点、という感じで」試合を進められていたのだという。
そんな試合は62分にPKで先制を許す展開に。先制できた展開だっただけに、慌ててしまったとしても不思議ではないが、三浦は淡々とプレーを継続しており、68分の山本悠樹の同点ゴールをアシストした。三浦の今季5アシスト目は、10節終了時点でリーグ首位の数字となるが、前述の通り三浦の表情は暗かった。
それでも呼びかけに対し、足を止め、取材に応じてくれた三浦に聞いてみた。アシストの場面はどうだったのか。