「気持ちが折れるとかはまったくない」背番号4が生み出す好循環
「気持ちが折れるとかはまったくない。連戦があるので、いつかチャンスが来ると思っていて思ったより早く来ました。日々の準備が今につながっていますし、去年、試合に出られるようになってから腰を痛めて、コンディションがうまく調整できなかった。今年はハイパフォーマンスが出せる準備や自分との向き合い方を経験した分だけ、しっかりやれています」
そう話すと石原は「誰が出ても同じようなことをやるというところでは、良い競争はできていると思います。チームが上に行くためには、どのポジションでもそうですけど、もっと競争してやっていかなければいけないと思います」と切磋琢磨しあえる環境をプラスに捉える。
また西川は石原に対し「守備のところで粘り強さがありますし、プラス攻撃のところでも非常に良いクロスだったり、駆け上がりというのが彼の良さだと思います」とコメント。そして右サイドバックのポジション競争について「お互いが切磋琢磨をして、良い刺激を受けながら、お互いができているんじゃないかと思っています」と語った。
この試合で勝ち点を13に伸ばし、首位・福岡との差を6とし追撃態勢を整えた浦和。ここからチームは怒涛のホーム5連戦へと突入する。
「町田を相手にかなり良い試合ができて、やりたいことも出せました。アウェイで勝てたことはみんなの自信になるし、5連勝したいです」
背番号4の活躍が、さらなるチーム力向上につながる好循環を生み出していくことに期待をしたい。
(取材・文:石田達也)
【Amazonギフトカードのプレゼントあり】アンケートへのご協力をお願いします【関連記事】
浦和レッズの記事一覧はこちら!
「やっぱりそれが…」浦和レッズ、松本泰志が払拭した“ある迷い”。ずっと意識していた「嫌だなと思うこと」【コラム】
浦和レッズの予想は? “Jリーグ通”が本気で考えた2025年 J1順位予想1〜10位