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「スイッチが入った」石原広教が好循環を生み出す。浦和レッズが同じ過ちを繰り返さないため「みんなで話し合って…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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浦和レッズは13日、国立競技場で行われた明治安田J1リーグ第10節でFC町田ゼルビアと対戦し、アウェイでの今季初勝利を掴んでいる。直近3試合すべてに先発する右サイドバックの石原広教は持ち前の体を貼ったプレーで勝利を手繰り寄せた。来る出番を待ち続けた背番号4の言葉から、チームの成熟が透けて見える。(取材・文:石田達也)

「スイッチが入った」石原広教がFC町田ゼルビアを封じる

浦和レッズDF石原広教
【写真:Getty Images】

 J1リーグ第10節・FC町田ゼルビアと国立競技場で対戦した浦和レッズは2-0で完勝し、今シーズン初となるアウェイゲームでの白星を飾った。

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 無失点勝利の立役者の一人が右サイドバックで3試合連続先発出場となった石原広教だ。「チーム全体で助け合い、相手の個のところを消せていましたし“良かった”という一言です」と振り返った。

 浦和は15分にショートコーナーからマリウス・ホイブラーテンが上手く左足アウトサイドで合わせ幸先良くゴールネットを揺らす。

 反撃に出る町田は左シャドーの相馬勇紀がサイドに流れ精度の高いクロスを入れることでチャンスを作る。25分には相馬のクロスから西村拓真に危険なヘディングシュートを打たれてしまう。

「あのシーンでは自分の足に当てることができると思ったんですけど、そこは上回られた。もっと寄せなければとスイッチが入ったので、そこからはやられてないと思います」

 気合を入れ直し、1つギアを上げた石原は相手の得点源となる左サイドを封じていく。それは町田を分析した結果であり、徹底したマークの受け渡しなどチームプレーによるものだった。「1対1になるシーンもありましたが(安居)海渡や(金子)拓郎くんがヘルプに来てくれたり、自分だけではなく右サイドの全員で抑え込めたというか、1対1を作られる場面もありましたが、そこは我慢をしてクロスを上げさせないようにしました」と話した。

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