1位:鹿島アントラーズ

【写真:Getty Images】
平均勝ち点:1
J1通算対戦成績:56試合16勝8分32敗
得失点:72得点99失点(得失点差-29)
柏レイソルがJリーグで最も苦戦している相手が、鹿島アントラーズだ。2024年までのJ1通算対戦成績は56試合16勝8分32敗で平均獲得勝ち点は「1」だが、今季の対戦も含めると16勝8分33敗。1試合あたりの平均勝ち点は0.97と、J1での対戦相手の中で唯一「1」を下回っており、数字の上でも“天敵”ぶりが際立っている。
柏にとって鹿島は、数々の屈辱を味わわされた相手でもある。2018年7月の対戦では、鈴木優磨に2得点を許すなどして2-6の大敗。2005シーズン最終節では0-4と完敗し、柏はその後の入れ替え戦で敗れてJ2降格が決まった。重要な場面で突き放される試合が多く、苦手意識の根深さを感じさせる。
しかし、輝かしい記憶もある。1999年のナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)決勝ではPK戦の末に鹿島を破り、クラブ初の主要タイトルを獲得。2011年には鹿島を相手にシーズンダブルを達成した。7月の対戦では北嶋秀朗とレアンドロ・ドミンゲスが得点を挙げて2−1で勝利。10月のアウェイゲームでは、工藤壮人のゴールで1−0の勝利を収めた。
それでも、鹿島が“鬼門”であることは現在も変わらない。2025シーズンの第5節ではホームでレオ・セアラにハットトリックを許し、1−3の敗戦を喫した。カップ戦を含めた直近5試合でも2分3敗と厳しい状況が続いている。幾度の名勝負を経ても、鹿島は柏にとって、乗り越えるべき壁であり続けている。
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