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Jリーグ 8か月前

アルビレックス新潟の苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1〜5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、アルビレックス新潟にフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを紹介する。

※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定(対戦が通算10試合未満のチームは除外する)。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。

5位:柏レイソル

柏レイソル
【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.0
J1通算対戦成績:28試合5勝13分10敗
得失点:26得点36失点

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 アルビレックス新潟のJ1ワースト相性ランキング5位には、柏レイソルが選ばれた。同ランキングの中では唯一「オリジナル10」ではないクラブとなった。

 お互いにJ1とJ2を行き来した時期があったため、両チームのJ1における対戦は思っていたよりも少ない。新潟は昨季までに柏とJ1で28回対戦。5勝13分10敗と負け越している。

 サポーターのなかには柏に対して苦手意識をもつ人は少ないかもしれない。そうした印象を受けるのも無理はなく、直近2シーズンに行われた柏との公式戦6試合は1勝4分1敗と拮抗している。

 今回のランキングに集計されるリーグ戦の成績に限定すると、4試合連続ドローとお互いに譲らない結果に。最近ではJ1残留争いに巻き込まれてしまうことが多い両クラブの実力に、大きな差はないと言えるだろう。。

 では、どこで勝敗の差が大きく開いてしまったのか。その答えは「シーズンダブル」を許した2011シーズンと2014シーズンだ。

 前者は、柏がJ1復帰シーズンにリーグ優勝を果たすという伝説的な1年であり、後者は柏がリーグ4位、Jリーグヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)ではベスト4進出と躍進した1年だった。

 柏が歴史的な強さを見せたシーズンに新潟がことごとく敗れてしまったことで、近年では五分五分の戦いが続いている両者の対戦成績に大きな影響を及ぼしている。ちなみに、これまで新潟が柏相手にJ1でシーズンダブルを成功させたことはない。

 今季は柏がリカルド・ロドリゲス新監督の下で上位躍進している一方で、同じく新監督を迎えた新潟は勝ちきれない試合が続き、リーグ19位に低迷している。両者は第12節に激突するが、このままの状況では柏が新潟を圧倒した2011年、2014年の再現になってしまうかもしれない。

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