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Jリーグ 2週間前

「落胆した」前節を経て。ジュビロ磐田、倍井謙は長いトンネルを抜けた。一戦にかけた強い思い「僕が仕留めきれる」【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸

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 明治安田J2リーグ第14節が6日に各地で行われ、ジュビロ磐田はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、4-2で快勝。リーグ戦7試合ぶりの勝利に大きく貢献したのは、2ゴール1アシストの活躍を見せた倍井謙だ。ベンチスタートした前節の悔しさをバネに、自身の「高い目標」に向けて前進した。(取材・文:河治良幸)

開始1分で幕を開ける、ジュビロ磐田のゴールショー

ジュビロ磐田所属MF倍井謙
【写真:Getty Images】

 アウェイのジュビロ磐田が、北海道コンサドーレ札幌に4-2で勝利。衝撃的な先制ゴールは開始1分にもたらされた。

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 キックオフ直後の交錯から札幌のMF荒野拓馬が蹴り出したボールが、磐田のGK三浦龍輝のところに戻ってくると、守護神は札幌のプレスを引き出しながら、左センターバックのリカルド・グラッサにグラウンダーのパスを通す。

 すると、札幌FWアマドゥ・バカヨコのプレッシャーがやや遅れたところを狙って、ブラジル人DFの左足から繰り出されるロングフィードが左外から相手ディフェンスの背後を狙う倍井謙に渡った。

 札幌の右サイドバックを担う高尾瑠は完全に背後を取られた状態で、下がりながらのジャンプで辛うじて頭でボールに触れたが、そのまま倍井に通り、正確なボールコントロールから右足でGK中野小次郎の左わきを破った。

 リーグ第2節の鳥栖戦から、倍井にとっては12試合ぶりとなるゴールとなった。その鳥栖戦も似たような形から、リカルド・グラッサのアシストによるゴールだったが、倍井は札幌戦を前に「一発目のアクションで、ゴールに結びつくチャンスがある」というスカウティングを伝えられていたという。

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