柏レイソルはこの重戦車をどう抑えたのか
「背負うプレーが好きなのは知っていた。そこをうまく身体をつけすぎず、トラップした瞬間を狙ったり、頭を使いながらできていたのでいい対応ができていたシーンもある。改善するところもありますけど、無失点だったことが大きいし自信になる」
ファジアーノのベテランMF、藤田息吹は、現代のサッカー(特にJ リーグ)において「偽9番」や「下がるプレーメイカー」が主流となっている中で、ルカオのような伝統的センターフォワードが存在することは特異だと感じているが、だからこそチームとして彼をよりうまく活かすべきだと考えている。
「彼はフィジカルが強くて、アバウトなボールを自分たちのボールにしてくれることが多い」と、34歳の藤田は語った。
「僕らは回して回して崩していくチームではなくて、ある程度つないだらルカオにボールを集めて、シャドーが関わっていくスタイル。そこをもっとやっていけたらいいのかなと思う」
ブローダーセンもこの意見に完全に同意しており、ファジアーノの他の攻撃陣がルカオの努力をもっと活かすべきだと考えている。それは、今週末のアルビレックス新潟との重要な一戦から始めるべきだと強調する。